ずいぶん古いネタ、というかだいぶ更新をさぼってましたが…。
PENTAX SPの修復作業をしました。
以前の記事にも書いたんだけど、事故の影響でファインダー覗いた時に若干傾いてしまっていたのを修復しつつ、ついでにプリズムも掃除してあげました。
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ボディ上部のカバーをはずしプリズムも外した状態。結構メカニカル。 |
本来なら専用工具を使うべきなのですが、そんなものは持ち合わせていないのと、思いつきで始めたので有り合わせの工具を使って作業しました。(もっと大切に扱うべきなのに^^;)
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取り外したプリズム。ペンタックスの開発の結晶と言われるペンタプリズムってやつですね。 |
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プリズムを外した状態。ボディ上部から覗き込むとこんな感じ。被写体が反転してる。
どこかで見たことがある状態ですね。 |
ゆがみの原因は、衝撃によってプリズムが外れかかっていたらしく、プリズムを固定するネジを一度緩めてはめ直すといういたって簡単な作業でした。それよりも、上部のカバーを外すのにど偉い苦戦したくらいw
プリズムを外したついでに、40年間1度も掃除されなかってであろう埃を除去。これだけでファインダーから覗いた時、とても綺麗になり見やすくなりました! ただ、プリズムのまわりに付いてるモルトの腐食の影響か、プリズムの塗装を溶かしてしまった為に付いた黒い横線は消すことが不可能な状態になっていました。
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綺麗になったファインダー。しかし、ぶっとい横線が…。 |
ま、この横線も被写体を意識すればあまり気にならないので、まあいいかと思い込むようにします^^;
また時間のある時に、どこかで綺麗なジャンク品でも探し出してきて、移植してあげようかと思います。
あ、あとこの作業が終った後、露出計の針はどこかえ消え去っていましたとさ。チャン♪チャン♪